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訪問時のマナー

訪問のマナー

訪問

我が家以外の場所に行くこと、例えば会社、
よそのお宅や親戚の家などにお邪魔することを「訪問」と言います。

訪問には形式張ったごあいさつのための訪問や
いろいろな事情があっての訪問もありますが、
ここでは一般的なお伺いするときのマナーを考えていきましょう。

仲良しで行き慣れているお宅にお邪魔するとき、
初めてのお宅にお邪魔するとき、借金を申し込むときや
結婚を申し込むときなど、いろいろな場合がありますので、
それなりのしきたりや、考えなければいけないことがありますが、
基本的によそのお宅を訪問する時には、訪ねる方もおもてなしをする方も、
お互いに楽しみなものです。

とはいえ、どんなに親しい間柄でも、けじめのある訪問のマナーを
心得ておかなくてはいけません。

訪問する前に

スピーカーフォン

どんなに親しい間柄でも、お宅に伺うときは前もって先方の都合を
伺いしておくのがマナーです。

電話や手紙などで訪問の目的を告げ、一方的にならないように
相手の都合を聞き出して相談するのが良いでしょう。
時には自分の都合で訪問するときもあります。

近くに立ち寄る用があったとか、急に時間が出来言た場合などです。
こちらの都合でお会いしたくなることもあります。

相手にも外出の用があったり、せっかく訪ねていって
お会いできないのも残念ですので、事前にわかる限り早く、
一言連絡を入れておいたほうがよいでしょう。

訪問のマナーは、時間を選ぶことが1番大切です。
早朝、食事、夜遅くは避けるのが原則です。
また休日もできるだけ避けます。お宅によっては、
ご主人の仕事のお休みが平日のこともあります。

私は近所のお宅に用があるときでも、ご主人の車が駐車してあれば、
一言「御主人はお休みですか?」と訪ねるようにしていますし、
この慣習は私の近所では常識のようです。

ご主人が家の中でくつろいでいるのに、玄関先で長話を
してしまうのも失礼です。逆にうちの主人は車を置いて出社することも
たまにあるので、近所の友達が「ご主人お休みなの?」と
気を遣ってくださることもあります。

家族ぐるみのお約束でないのならば、約束をする前に
御主人のお休みは何時なのか、帰ってくる時間などもさりげなく
聞いておくと、迷惑をかけることが少ないと思います。

子ども同士の約束

子供同士の約束

子ども同士で約束をしてくることがあります。
また平日でも小さい子どもの場合には、約束が成立しているのかも
わかりませんので、きちんと確認の連絡を入れ、
どのようにお伺いすればよいか親同士の間で相談します。

我が家の場合は休日にはそれぞれのお家の用事があるでしょうから、
子ども同士の約束はさせないことになっています。
親同士が親しい間柄でも、子ども同士では休日の約束をさせません。

家族ぐるみでお約束をするときは、必ず大人の間で約束を
するようにします。

また逆に大人同士が仲良くても、子ども同士はさほど仲が良くない
ということもあります。子供の友人関係や、よく聞いてあげて、
親同士が仲良くて一緒に遊びに行きたくても、
子供には苦痛の休日になるかもしれないという可能性もあります。
よく家族の中で話をして、様子を見てあげましょう。

訪問時間は守る

時計を見る

必ず約束の時間につくようにします。早いすぎるのも遅すぎるのも
相手に心配をかけます。

来ていただく方にとっては、たとえ5分でも早いというのは、
準備にあわてることになります。少し早く到着してしまったら、
近くで時間をつぶす方が良いですし、遠方から出かけていって
時間が読めそうもないときには、途中で連絡を入れると、
相手の方が時間を計算できるかもしれません。

また約束の時間に遅れそうな場合は、どうしてどのぐらい
遅れそうなのかを説明します。

道が混んでいる場合、事故などのトラブル場合にも相手の助けを
借りなければいけないこともあります。

しかし連絡ができないまま先方に遅れて到着してまったら、
まず遅れたお詫びを言います。あまりくどくどと言い訳をせず、
気持ちよくお伺いの時間を過ごせるように理由は簡潔に止めておきます。

身だしなみを整える

化粧

よそのお宅に入るまえには、玄関の外で大きくほこりを払ったり、
髪の毛をちょっと整えるなど、身だしなみをさっと整えておきます。

また昔の日本礼法によると、コートや手袋のなどは
玄関に入る前に取るのが正式なマナーです。

その理由は、コートには外の汚れがついており、保温のために着てきた
という自己都合のものなので、着たまま入ることは相手に失礼だと
考えられていたのです。

しかし、寒い時期に玄関先で挨拶するだけのときには、
コートまで脱ぐ必要はありません。手袋やマフラー、帽子は取って
おきましょう。

また、明らかにマナーにウルサイ上司や年配の親戚などを訪ねる場合、
また年始や御歳暮なと伝統を重んじる場面では、日本のしきたりを
守っておく方が無難でしょう。

インターフォンやブザーを超すのは一度にします。
一度、長めに押して返事が無ければもう一度押してみます。
何回も鳴らしたり、長すぎるのは失礼ですし、最近のインターフォンは
中から見えているので言動には注意しましょう。

玄関先でのマナー

玄関先でのマナー

玄関で靴を脱ぐとき、どのようにお宅の中に入っていきますか?
正式なマナーは、まず真っ直ぐ前を向いて上がります。
その時に子どものように靴を飛ばしてしまうことのないように
静かに揃えて脱ぎます。

上がった後に玄関の土間のほうに向き直り、腰をかがめて脱いだ靴を
そろえます。たいていは玄関先で言葉を交わしながらのことが多いので、
おうちの方にお尻を向けないように斜めを向きながら
品よく手早く整えます。

よく靴をそろえる手間を省くために最初からそろえた状態で脱ぎ、
お尻から後ろ向きに上がる人を見かけますがマナー違反です。

複数の人数でお邪魔するときは、子どもや主人を先にあげてもらい、
主婦であるあなたが最後に家族の分をまとめて片づけます。

ブーツの場合は前を向いて脱げないことがあるので、
「失礼します」とお断りを入れ、玄関に腰掛けさせていただいた方が、
スムーズかもしれません。

しかし、最初からお宅に上がる予定があるのでしたら、
履きやすい・脱ぎやすい靴を選んでおいた方がよいでしょう。
玄関にも上座と座があり靴箱の方が下座になります。

脱いだ靴は下座の方におくのが正式ですが、現在の住宅事情では
さほどこだわらなくても構いません。コートや荷物がまとめておく
場所があれば玄関に置かせていただきます。

手みやげの準備

手土産

手みやげと言うのは必ずしも必要なものではありません。
ホームパーティーなどで、あらかじめ用いる品物が決まっている
場合があるでしょうし、そういう場合は余分に何かを用意すると、
かえって周りの人たちに気を使わせてしまうことになるので
必要ないでしょう。

しかし基本的に相手のご好意でお宅におよばれする場合は、
何か相手の喜ばれそうなものを用意するのが常識です。
手みやげにはお菓子など、誰が食べても(使っても)困らないものを
選ぶようにします。

しかし、お花の先生にお花、お菓子を自分で作られる方に
市販の菓子などはかえって失礼にあたります。
相手の好みや家族構成などが分かっていれば選びやすいですね。
また、お詫びのための訪問というケースもあります。

玄関先でお詫びを述べて失礼するわけですが、
手みやげはお菓子にしておいた方が無難です。
お詫びの気持ちだからといきなり現金を包んでいくことは止めましょう。

「つまらないものですが」・・・?

手土産を持っていく

私の小さい頃はまだ、お裾分けや手土産などを渡すときには
「つまらないものですが」といって手渡すのが礼儀のように
なっていました。

思い出してみても、近所にお届け物をするときには
「つまらないものですが・・・」、来客にお茶を出す時には
「粗茶ですが・・・」といった言葉を付け加えるように
教えられたものです。

へりくだる方というのは、日本古来の奥ゆかしい風習で
美しいものですが、現代のもてなし方には少しあわなくなって
きているのかも知れません。

欧米ではへりくだる言い方という表現が存在しないらしく、
「つまらないもの」というと景品のように本当に価値のないものだと
いいう風に、受け取られてしまうということは有名な話です。

実際、私もお土産を選ぶときには、よほどの儀礼的な
お付き合いでない限り、相手の喜びそうなものが、本当に珍しい
ものを選びますし、またお土産を選ぶということは楽しいことでも
ありますので、どういう気持ちで選んだのか、押しつけがましく
ないように伝えながらお渡しします。

頂くときも、どこのどんなに美味しい菓子なのか、珍しい名産なのか、
話も盛り上がりますし食べる時にも楽しみがあります。

手土産を渡すタイミング

手土産を渡す

手土産は今日の訪問に対する感謝の気持ちと、楽しい時間を
過ごしましょうという意思表示ですので、お伺いしてすぐに
お渡しするようにします。

タイミングとしては、室内に通されてご挨拶が済んだ後に
差し出すのが適当です。

しかし、例えば野菜や花など室内が汚れてしまう可能性のあるものは
玄関先で内容を伝えて渡ししても構いません。また冷蔵庫や冷凍庫に
すぐ入れる必要があるものも同様です。品物によってタイミングを
選びましょう。

また紙袋や風呂敷は、持ち運ぶためのものです。
持ち運びに使った道具を一緒に渡すのは失礼です。
必ず袋から出して相手にきちんと正面を向けて両手を
添えて差し出します。

訪問後のお礼

お礼の電話

親しいお宅に遊びに行ったときも、改まった訪問をしたときも、
手厚くもてなしを受けた時にはお礼をします。お詫びの訪問のように、
その場限りで終わらせてしまものもあります。

御礼には電話や手紙など、言葉で述べるお礼と、品物を差し上げる
場合があります。まずは帰り道を心配して下さっていると思われますので
無事に帰宅したことを報告しておきます。

遠方でしたり、タイミングによっては、相手は忙しい時間であったり、
寝ていたりその状況が分かりません。逆に迷惑となってしまう
場合もあるので、ハガキなどで一筆書くと良いでしょう。

親しい間柄でしたら、無事に着きましたとメールを入れておくときが
聞きます。また持っていた手みやげ以上の、おもてなしを受けた時には、
改めて品物でお礼をする、こちらにご招待するなど、
今後のお付き合いが上手に付き合うようにしましょう。

御礼は必ずしなければいけないものではなく、心をこめることが大切です

子どもを連れてお伺いするとき

手土産

今でこそウチの子供達も言い聞かせれば、ある程度の時間は
お行儀良くできるようになりましたが、子供連れのでかけというのは
とても気を使うものです。

子育てをしているお母さん、また経験のあるお母さんでしたら、
その気苦労はよく理解していただきますが、逆にあまり甘えていると、
しつけを疑われますので注意しましょう。

子供が小さい頃と言うのは大人のペースで動いていますので、
よそのお宅を訪問する機会というのもわりと多いものです。

子供が大きくなってきますと、逆に大事な訪問には
子供は連れていきません。子供連れで遊びに行かせて頂くと、
ついつい長居をしてしまうことがあります。

子供が小学生位になりますと、帰ってくる時間や明日の準備が
気になるものなのですが。私は相手の夕食の準備やご主人の
帰宅の時間が気になる方でしたので、必ずお伺いしたら何時に
帰宅するということを取り決めておきました。

しかし中にはそうでないひともいて、夕方遅くまで滞在されると、
私のペースで家事が進まなくイライラすることもありました。
しかし結局そういう心づかいがない人間関係というのは長続きしません。

気心が知れた友達の家でさえも、常に物壊したりしないが、汚さないが、
一言声をかけるようにしています。

子育てしているときは、相手の感情に鈍感になりがちなのですが、
意外と子育てをすまされた方の中には、子連れを迷惑に思う方も
おられます。

最初に「子供を連れていてすみません」とお断りするのはもちろんのこと、
連れていってよい場所なのかどうかをわきまえておかないといきません。

また、快く受け入れてくださる場合でも、短時間で切り上げることが
好印象を与えることです。子供のしつけにとっても、短い時間の訪問を
繰り返すことによって、我慢をすることを覚えていくのです。

子どもの粗相

子供を叱る

子供が訪問先で粗相をしてしまうということはありうることです。
本当は小さい子供からは目を離さないべきなのですが、
そこそこ大きくなってきた子供でも失敗をするということはあります。
まず子供を人前で怒りつけることはみっともないのでよしましょう。

あまりお行儀が良くないようでしたら、声を荒げないように
静かに注意をします。またすみやかにその場から撤退させる
ことも必要です。

日頃からきちんとしつけておくことが大切なのですが、
大人も楽しい訪問で注意し切れないこともあります。

親の責任だということをわきまえて、まず相手の方にきちんと
お詫びをします。その上で本人が分かっている年頃でしたら
一緒に後片付けはさせますが、あくまでもさり気なくできるだけ
手際よく行います。

また時間が空いてしまっても、必ず後から再度
「本当にすみませんでした」の一言を忘れないようにしましょう。

食事などの準備

食事の準備

訪問で、食事などのもてなしを受けるときに、手を出していいのか
迷うときがあります。親しい関係でしたら、お手伝いするはということを
気軽に言えるのですが、改まったときなど簡単に言葉がでてこない
ことがあります。

だからといって一応あなたは主婦なのですから、まるきり気が効かない
人と思われるのも困ります。

しかし、なかには知らない人がキッチンに入ることを嫌がる人もいますし、
お手伝いの手が沢山あることもありますから、やんわりと申し出てみて
お断りされれば、お手伝いしなくてもいいでしょう。

問題は相手の準備に対する感謝の気持ちが、言葉となっているかどうかと
いうことなのです。またお手伝いをするために、約束の時間より前に行く
必要はありません。

訪問するときには5分ほど遅れるのが礼儀です。
しかし上下関係のある御主人の会社のパーティーなど、
自分の立場が分からないときには、あらかじめ相手のお宅に連絡をとって、
早めに行ってお手伝いをすることがあるかどうか、
買い物など途中でしていくこともできますがと、
気づかいを伝えることも大切でしょう。

苦手なものを出された時に

ケーキ

訪問先で出されたお料理やお菓子の中に、食べられないものが
入っていることがあります。いちばん無難なのは「おいしそうなのに、
今はおなかがいっぱいでいただけません。残念です。」
とお断りするのが良い方法です。

しかし、あらかじめご食事を一緒にすることが分かっているときは、
「おなかがいっぱい」は失礼です。おなかをペコペコにして、
しっかり食べさせていただくのが礼儀だからです。

私の場合、もしお料理の中に嫌いなものが出てきたとしても
我慢して食べます。

しかし子供や一緒に行った人が、どうしても食べられないものが
あったときには、さりげなく私が食べてしまいます。
また、どうしても私の苦手なものは主人や子供が食べてように、
普段からお互いに協力体制を整えておきます。

嫌いなものを嫌いと言ってしまうのはお料理に対しても失礼ですし、
どんなに柔らかい言い方をしたとしても、出してしまった方は
気になってしまうものです。

また、ご食事に呼ばれておいて「ダイエット中なので・・・」や
「健康を考えていますので・・・」は、失礼です。

ダイエットや健康のことはプライベートなことなので、
自分の中に止めておきましょう。

電話

携帯電話をかける

今はほとんどの人が携帯電話を持っている時代ですので、
昔のようにお電話お借りするということはあまりなくなりました。
しかしその場で、プライベートな話をしていいのかどうかは
よく判断しなければいけません。

どうしても自分の携帯でもって話をしなければいけない時は
席をはずしましょう。

そのお宅などで席をはずすときは外に出るのが基本ですが、
廊下や台所など話をするのにお借りできる場所があれば、
聞いてみましょう。

また、電波が届かずやむを得ず電話を借りることがあります。
電話をお借りする時には、電話代を支払いしてくるのがマナーですが、
黙ってそこにお金を置いていくことは止めましょう。

少ない金額であっても「誰のお金が、何のお金が」相手の方が
後々気をもむことになります。

「気を使わないでいいですよ」と言っていただけるかもしれませんが、
一言「電話代ここにおいておきますね」という気づかいが必要です。
また人の携帯電話をお借りするときも同様です。

携帯の電話代と言うのは意外と高額ですので、
もし電話代を受け取ることをお断りされたらお茶をごちそうするとが、
小さいお菓子を渡しするなど、細かい心配りをすれば、
今後の付き合いもスムーズです。

あまり親しくない人からのお誘い

携帯電話で話す

特にサークルなど、人数が多いところで、あまり親しくない人に
誘われ場合があります。あまりよく知らないお宅に「遊びに来て」
と言われたら、どうしますか?

相手に関心を持ったとしても、誘われたからすぐにおじゃまするのは
控えておきましょう。

近所の人や子供を連れたおつき合いというのは、
始まると生活にまで入り込んできてだんだん境界線が
なくなってくるものです。

少し冷静に先のことまで考えて、節度を持ったおつき合いを
した方が良いのか、密度の濃い人間関係をつくりたいのかを、
自分で見極めてみましょう。

またパーティー形式の場に誘われると言うのは
少し慎重になる必要があります。

行ってみたらパーティ商法だったというケースはよくあることです。
あまり親しくないのに、とてもいい人だった親切だったという
場合は注意です。

人を警戒するばかりでは、楽しい人間関係は作れませんが、
本当に自分が親しくお付き合いした人と言うのは、
時間をかけて探せばいいこと。

子供を挟んだ関係であったとしても、結局は自分とのお付き合いが
続くわけです。正しい判断ができるようには、いろいろな経験が
必要ですが、上手に見極められるようになりましょう。

お年始まわり

年始まわり

訪問のなかでとくに特別なことに、正月の年始回りがあります。
年の暮れまでに必ず相手と約束をして、お伺いする日時を
必ず決めておきます。親戚でない限り、元日や夜の訪問は避けます。

お忙しいお宅では1年のなかで唯一ゆっくり休める時期でもありましょうし
会社関係など年始回りに来られるのを嫌がる人もいるでしょう。

また年始回りの場合、最初から約束できていない限り
すすめられたとしても玄関先で挨拶をすることに止めておきます。
子供は連れていかないのが基本です。
お年玉のことで要らぬ気遣いをさせてしまうからです。

もし子供連れならなおさら、玄関先で短時間の挨拶に済ませましょう。
お年賀の品はおめでたいもので日持ちのするお菓子などを選びます。
あわてて駅の売店で買っていくということのないように、
早めに用意をしておきます。

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